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「2014年度夏休み北海道寺子屋合宿」の申込受付は完了しました。

「2014年度夏休み北海道寺子屋合宿」の申込受付は、5月20日午前0時開始いたしましたが、たいへん大勢の方にお申込みをいただき、募集定員を超えて受付ける状況に なってしまいました。

そこで、昼過ぎに受付を休止し、申込内容の整理や関係機関との調整を行ったところです。その結果、本年度の企画は次の通り最終判断する運びとなりましたのでお知ら せ申し上げます。

①申込先着順に受付を確定させる。
②定員を超えた申込者に対してはキャンセル待ちとし、その順番を伝える。
③第2次募集は見送る。

2014年度夏休み北海道寺子屋合宿の申込受付休止

【緊急告知】

2014年度夏休み北海道寺子屋合宿の申込受付を休止します。

2014年度夏休み北海道寺子屋合宿の申込受付を本日5月20日午前0時より開始いたしましたが、たいへん大勢の方にお申し込みをいただき、既に募集定員を超えて受付けている状況になっています。このため、一旦受付を 休止させていただきます。

至急、フェリー会社等関係機関との調整を行い、5月28日(水)に第2次募集について の(可能か否かもふくめて)ご案内を予定しております。誠に恐れ入りますが、しば らくお時間をいただきたく、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

福島の子へ のびのび北海道(2012年7月24日 朝日新聞大阪版)

朝日新聞大阪版に、寺子屋合宿の紹介記事が掲載されました。

 

 東京電力福島第一原発の事故の影響で屋外で遊びにくくなった福島県内の子どもたちや家族を、夏休みに北海道に招く。原発で脅かされた子どもたちのいのちを支えるそんな活動に、宗派を超えた全国規模の宗教者の団体が取り組んでいる。

 この活動は、仏教、神道、キリスト教など各宗派の人たちが1993年に結成した「原子力行政を問い直す宗教者の会」(事務局・法伝寺=兵庫県篠山市)を中心に、昨年の夏から始まった。北海道の内の寺や教会などが受け入れ、放射線量が増えた地域の子どもやその家族らに1週間ほど暮らしてもらう。滞在費や光熱費などは無料。福島から北海道までの往復交通費は宗教者の会が支払う。今夏は25日から8月26日まで4期に分け、10カ所以上に300人近くが滞在する。
 宗教者の会によると、子どもが放射線から受ける影響は大人の数倍とされる。福島の放射線量の高い地域の子どもたちは、自由に外で遊べない。せめて夏休みだけでも、親子で羽を伸ばしてもらおうという願いから始まった。昨夏には、親子合わせて300人ほどが参加した。
 受け入れ先の寺や教会では勤行や礼拝などの宗教行事があるものの、参加は強制ではない。昨年は地元の団体が、福島と北海道の子どもたちとの交流会を開いてくれた。「宗派の枠組みを超えた支え合いだと、地元が理解してくれた」と世話役の大河内秀人・寿光院住職=東京都江戸川区=は話す。
 宗教者の会は4月17、18の2日間、福島市内で全国集会を開き、原発事故で注目されている放射線被曝の問題などを専門家から学んだ。同19日には福島県庁を訪ねて「短期間でも遠隔地で保養することは子どもの体から放射性物質を減らし、親子の精神的な負担を和らげる効果がある」と理解を求めた。後日、県教育委員会事務局から「子どもの保養は健康管理上望ましい」と回答があった。
 大河内さんは「子どもたちを守るために様々な人が助け合い、地域で支え合う暮らしを回復させる。この活動の先にそんな日本の未来を描いてます」と話している。

お寺とは「声なき声」を聞く場 /朝日新聞2010.7.10

朝日新聞に、訓覇より子さんの記事が掲載されました。

お寺とは声「声なき声」を聞く場

 関西電力大飯原発と高浜原発に挟まれた福井県高浜町にある西恩寺を6月17日、訪ねた。この日、法要を営むため前住職の次女で僧侶の訓覇より子さん(47)が里帰りしていた。大飯原発の再稼働を巡る彼女の言葉が心に残り、また話を聞いてみたくなった。

福井・高浜の西恩寺が実家 僧侶・訓覇より子さん

 より子さんに初めて会ったのは5月30日だった。大飯原発の再稼働決定を前に、宗派を超えた約100人の宗教者が、福井県庁に再稼働を申し入れていた。その時に応対した県職員に突然、自分の住所や名前を告げ、訴え始めたのがより子さんだった。
 「あなたがたは、地元の人たちの声なき声を聞く努力をしているのですか」。最後は少し涙声になっていた。僧侶の仲間が「物静かな訓覇さんが、あんなに語るのを初めて聞いた」と驚いた熱弁は、私の耳の奥に残った。

 西恩寺は高浜町の海水浴場近くある真宗大谷派(本山・東本願寺)の寺だ。より子さんは結婚して町を離れ、今は三重県内に暮らすが、毎年6月の法要には戻ってくる。火事で焼けた本堂を15年前に再建したのを記念して営まれており、今年も町内の門徒20人ほどが集まった。
 初対面の私に、町の人たちはけげんな顔をしたものの、あいさつを交わすとすぐ、法要の輪に招き入れてくれた。
 前日の16日、野田政権は大飯原発の再稼働を決めていたが、だれもその話題を口にしなかった。この日も福井市内では大飯原発の再稼働決定に反対する集会が開かれ、全国から集まった人たちが怒りの声を上げていたのとは好対照だった。
 「地元で暮らすこの町の人間は、全国からどう思われているのだろうな。福島であんな事故があったのに、法要が終わった町のかなで、重い口を開いた人にあった。
 「原発賛成の人もいれば、よく思わない人もいる。原発は気になるけれど、みんなここで暮らしていかなければならない。だから口にしてはならないんだ。ひとつになれなくなる。」
 その人には、仕事に差し障るので、名前を新聞に掲載されるのは困ると言われた。

 より子さんは中学生のころ原発を意識し始めた。もう、30年以上前になる。
 福井県小浜市で原発反対を訴え続ける僧侶の中蔦哲演さん(70)に頼まれ、住職だった父の堀尾祐昭さんが、学習会の会場に西恩寺を貸したことがあった。
 学習会が始まる夕刻。寺の門の前に見知らぬ男たちが立ち、出入りする人たちの顔を一人ひとり調べていたのを見た。それまで感じたことのない薄気味悪さだった。
 より子さんは京都の大学を卒業し、東本願寺で人権にかかわる仕事を始めた。原発問題のリポートを書き、祐昭さんに見せたことがある。
 「原発は様々な差別の上に成り立ち、人々の口を閉ざしている。寺を、そんな差別に気づかせる場にしていかなければならない」
 父は読んで一言「これではあかんのや・・・」とつぶやいた。何がいけないのだろう。わけを聞けないまま、祐昭さんは3年前に亡くなった。 
 結婚し、2人の子どもの母親になったより子さんは、切実に感じることがある。
 「ふるさとの人たちが何より大切に思っているのは、家族や仲間のいのちなんだ」
 政治や行政、経営、報道に携わる人たちのように、言葉巧みではない。原発について言葉にすると、だれかを傷つけてしまうのではないか。そう思うから、だれもが黙る。そして、言葉を上手に操る人たちは、事情がわかっていながら「声なき声」に耳を傾けようとしない。
 より子さんは今も、父の面影に語りかける。「大好きな地元の人たちが集まり、笑い、泣いて、心を開ける場にする。それがお父さんの目指したお寺なのでしょう」

宗教、宗派超え「再稼働反対」/中日新聞(福井中日)2012.5.31

5月30日に行われた大飯原発再稼働反対の 要望書提出の様子が、中日新聞(福井中日)に掲載されました。

宗教、宗派超え「再稼働反対」
全国の僧侶や牧師 県に要望書

 全国の僧侶・牧師ら約八十人が三十日、県庁を訪れ、関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働に反対する要望書を提出した。
 原子力行政を問い直す宗教者の会(事務局・兵庫県)の呼び掛けで、浄土真宗、浄土宗、曹洞宗、キリスト教など宗教、宗派を超えて参加。要望書は同会県世話人の中島哲演さん(七〇)=小浜市、明通寺住職=が、岩永幹夫県原子力安全対策課に手渡した。
 福島県南相馬市から、永平寺町に家族で避難中の僧侶田中徳雲さん(三七)は「福島で何が起きたのか知ってほしい」と語った。岩永課長は「原発の怖さをイメージしながら(事故発生の可能性を)抑え込もうとしてきた。怖さがあるから止めるのではない」と、福井県の安全確保の考え方を説明。宗教者側は「自然災害は人間の想像を超える」「”綱渡り”の安全対策は国民を危険にさらす」と訴えていた。
 

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